私はもともと肌が強いわけではなかったのですが、ここのところ顔に今まで経験したことがない赤みやかゆみが出ることがあり、悩まされていました。
まだ解決したわけではないのですが、だいぶ回復が早くなってきたので、病院に行った話やこれまでに試したものを記録しておきます。
本記事は個人の体験に基づいた内容です。薬の使用や受診については、必ず医師や専門家にご相談ください。

特に顔に出る赤み、かゆみは辛いですよね…。

お大事に…!
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目次がありますので、必要なところだけご覧ください
はじめに
- 今年の3月、屋外での野球観戦へ行ったあと、顔に赤みとかゆみが出始めた。
- 2023年に日本の皮膚科で即時型アレルギー検査経験済。全く反応なし。
- もともとピアスでかぶれることがあったり、使えない化粧品があったりと小さい悩みはあった。
- 夫が駐在員で、夫と私はアメリカの医療保険に加入済み。
- 今回、内科的な病気でないか心配であること、ステロイドは極力使用したくないことを伝えての受診。
体験談:アメリカの病院事情

私は日本にいたときから子宮内膜症を治療中のため、低容量ピルを処方してもらっています。そのため、保険が適用できるプライマリーケア (Primary Care Provider)と呼ばれるかかりつけ医はもう見つけていました。
アメリカでは基本的に、風邪やちょっとした不調があった場合、まずはプライマリーケアを利用するそうです。ここからの話はあくまでも「私の病院では」という話にはなりますが、メモしておきます。

むしろ、ちょっとした不調では病院に行かない人がほとんどのようですが…
翻訳サービスを使えるので安心
アメリカでは人種や言語で差別されることなく平等に医療サービスを与えることを基本としており、翻訳サービスを無料で受けられる病院が多いそうです。
私が通っている病院ではモニターを通して翻訳してもらうことができます。通訳の方によってスムーズさに違いが出るとは感じますが、ありがたいです。
診察までの流れ
病院のサイトか電話で予約します。
今回はサイト上では空いている日程がなく、夫が電話で問い合わせしてくれました。当日に行けることになり安心。
病院に着くとまずは受付をして、必要書類に記入します。
このとき、翻訳サービスを希望していることも伝えました。今回はタブレットを使って「夫から暴力を受けていないか」「精神的にストレスを感じていないか」などの質問にも答えました。定期的にアンケートをしているのでしょうか。
診察室で簡単な検査・ヒアリングを受けます。
看護師の方が身長・体重・体温・心拍数・血圧・酸素飽和度などを測定して、症状や薬の服用状況など簡単なヒアリングをしてくれます。
※ここから翻訳サービスを利用しました。
少しの待ち時間があり、ドクターが診察してくれます。
看護師の方に説明したことも含めて、体調のことや最近新しい化粧品を使ってないか、症状が出た時の状況などを詳しくヒアリングしてくれます。
病状は書類にまとめていくと話が早い
英語が苦手なので病院へ行く際は、Googleドキュメントに情報を英語でまとめて、印刷して持っていきます。自分用とドクター用の二部があると便利です。
書いている内容は、こんな感じ。
・基本情報
・病歴や服用している薬のこと
・症状について(いつから、どのように)
・試した薬やローション
・症状が強く出た時の写真画像
・今回の診察で望んでいること
診断結果

アメリカに来て驚いたのは、診察が終わったらレポートをもらえること。紙でもいただけますが、サイトのマイページでいつでも閲覧できます。
自分の基礎情報や、診断内容が文字で残るので「あれ、なんて言ってたっけ?」となることがなくて、安心です。このレポートを作成するための待ち時間はあるんですけどね・・・。
今回の診察結果の要約です。
(症状)
おそらく顔面に多形性紅斑があると思われます。これは春先に強い日差しに初めてさらされた際に発症する傾向があります。また、肌が白く日焼けしやすい女性にも起こりやすい傾向があります。
(治療方針)
治療としては、症状がある間は午前10時から午後4時まで日光を避け、かゆみ止めクリーム(セラベかゆみ止めクリーム)を使用し、ジルテック10mgを1日1回経口服用することをお勧めします。
(今後)
4~6週間後に再度診察を受けてください。症状が改善しない場合は、皮膚科専門医をご紹介いたします。
アリゾナの厳しい紫外線に慣れていないから、日差しを浴びて反応してしまうのだろうとのことでした。アリゾナの夏は初めてではなかったのですが・・・、疲れやストレスがあったのかもしれません。
発熱や呼吸などの異常もなく、特に自覚症状もなかったこともあり、内科的な問題は特にないだろうとのことでした。(心配しすぎでした)

日本で人間ドックを受ける予定です!
ちょっと余談:夫の見解

え!?夫の見解?
夫の説では、日光自体が問題ではなく、顔に塗っている日焼け止めや化粧品が日光に反応してしまっているのではないかということでした。
確かに「多形性紅斑」が出ているとしても顔と首にしか出ないというのが気になります。日焼け止めも下地も長年使っているものだったのですが・・・、もしかしたら急に合わなくなってしまった可能性があります。

一時帰国したら、新しい日焼け止めや下地を探してみます。
おすすめされた薬とローション

子宮内膜症の薬は病院で処方箋をもらいましたが、今回はアメリカの薬局CVSで買える飲み薬とローションをおすすめしてもらいました。病院の帰りにそのままCVSへ。
診察結果のレポートとあわせておすすめの薬の画像も付けてくれていたので、すぐに探すことができました。
抗アレルギー薬「ZYRTEC ALLERGY」

Memo:
・Zyrtec 24HR Allergy Relief Tablets, 10mg Cetirizine HCl, 90 Count
47.49ドル (現在サイトではSaleで$40.99)
※実際に買ったのは40錠です
コストコで120 tabletで39.99ドルで買い足しました!いきなり買うのは怖いですが、体に合う方はそちらがおすすめです!
抗ヒスタミン剤
・以下に効く
-くしゃみ
-鼻水
-かゆみ、涙目
-喉や鼻のかゆみ
アメリカの薬はやたら大きくて飲みにくいのが多いですが、こちらは小さい粒で飲みやすいです。24時間効果があるので、1日に1回飲めば大丈夫なのも嬉しい。
アメリカでもいくつかアレルギー薬を試したのですが、こちらが一番体に合っているようでした。かゆみが弱くなったように感じます。

ドクターに勧められた安心感もあるかもしれません・・・。
※商品参考

ローション「CeraVe Itch Relief Moisturizing Lotion」

Memo:
・CeraVe Itch Relief Moisturizing Lotion, 8 Ounces
20.99ドル
かゆみ止め保湿ローション
・以下のかゆみに効く
-虫刺され
-ツタウルシ
-日焼け
※ステロイドフリー
皮膚科医と共同開発され、臨床試験済みのこのかゆみ止めローションは、2分以内に効果が現れ、最大8時間持続することが確認されています。臨床試験では、すべての使用者が効果を実感しました*。
https://www.cerave.com/skincare/moisturizers/itch-relief-moisturizing-lotion
こちらは全米湿疹協会(National Eczema Association)認証の商品で、Ceraveは皮膚科医と共同開発されていて敏感肌の方に人気です。16オンス(473ml)もありますが、まずは8オンスで試してみることに。

『クィア・アイ』でもジョナサンが「ceraveいいわよね!」と言っていました♪
初めてこのローションを使った日は、私は既に手当たり次第にいろいろ塗ってしまっており、赤みが激しくなっていた状態でした。そのため、肌がローションを受けれ入れませんでした。「かゆいかゆいかゆい…!」と、すぐに洗い流してしまいました。

いろいろ塗ったらあかん!
かゆみに関しては飲み薬も同時に服用しているので分からないですが、少し落ち着いてからこちらを寝る前に塗ると、確かに赤みが落ち着くように感じます。今は赤みが出たときに使っています。
※商品参考

一番辛かった時の写真と反省点

ここからは、ちょっと・・・「閲覧注意」とさせていただきたいのですが、一番ひどく赤みが出た時の写真を載せます。
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大丈夫でしょうか?
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こちらです。


お目汚し、失礼します。
この時は、本当にかゆくて、痛くて、「このまま治らないかもしれない」と思うと、不安でたまらなくなりました。
赤みにも種類があります。ただ赤くなるとき、乾燥していてガサガサするとき、肌がゴワゴワするとき・・・。この写真の時はゴワゴワしていました。

今は落ち着いているので、安心しています。
今振り返ったら…反省点と気づき
この写真を撮ったのは、実はフランス旅行中でした。病院に行く前だったこともあり、「早く治したい」という一心から手元にあるものをどんどん塗っていました。
体調が良いときに昔使っていたオイルをフランスで見つけ、それを塗ったあとにこのような状態になってしまったように思います。
当たり前のことなのですが、「昔大丈夫だったから」と、薬やローションを手当たり次第に塗ってしまうのは良くないですね。これからは気をつけたいと思います。
今は症状が出たとしても、顔に塗るものを最小限にして体を休めるようにしたところ、だんだんと回復が早まってきたようにも感じています。
長くなってしまったので、その他に試してみたものはまた次回・・・

今回は、私がアメリカの病院で皮膚トラブルの相談をした話を振り返りました。
体調のことは、個人によってかなり状況や対処法が異なると思います。アメリカで病院へ行くことは簡単ではないですし、そもそも「病院へ行くレベルなのか?」悩んでしまいますが、もし今お辛い方がいらっしゃったら、まずは病院へ行かれることをおすすめします。
その他にも試してみたものがいくつかあるのですが、長文になってしまったので次回お届けします!よろしかったら、そちらもご覧ください。

お大事になさってください。
本記事は個人の体験に基づいた内容です。薬の使用や受診については、必ず医師や専門家にご相談ください。
THANK YOU