前回は、アメリカに来て初めてパンプキンパッチに参加した体験を振り返りました。
ツーソン一泊旅行を兼ねていたのですが、翌日はSabino Canyon Recreation Area / サビーノ・キャニオン保養地で散歩を楽しんできました。今回はサビーノキャニオンツアーの体験をご紹介します。

いつかのどなたかの参考になれば嬉しいです。
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
目次がありますので、必要なところだけご覧ください
Sabino Canyon Recreation Area

Sabino Canyon Recreation Area / サビーノ・キャニオン保養地
・住所:5700 N Sabino Canyon Rd, Tucson, AZ 85750 アメリカ合衆国
・営業時間:
ビジターセンター・シャトルバスなど
8:00~16:30
※最終シャトル出発は16:00(感謝祭やクリスマス、元旦は休み。詳しくは公式サイトをご覧ください。)
砂漠の水を見にサビノへお越しください。険しい岩壁と砂漠特有の植生の間には、水辺の回廊が広がっています。運が良ければ、アメリカドクトカゲやボブキャットなど、摂氏38度を超える夏と穏やかな冬に適応した動物たちを目にすることができるかもしれません。ソノラ砂漠には2つの雨季があります。冬の穏やかな雨季と、夏の激しいモンスーンです。冬の雪解け水と夏の激しい雷雨のおかげで、サビノ・クリークはほぼ一年中水が流れています。
https://www.fs.usda.gov/r03/coronado/recreation/sabino-canyon-recreation-area
アリゾナにはサボテンを眺められるところはありますが、このサビーノ・キャニオン保養地では「砂漠の水」を感じられます。山より川派の夫が気に入っている場所です。

オープンシャトルも気持ちがいいです。
駐車場について

コロナド国有林の駐車場料金は、1日8ドル(1週間10ドル)です。事前にサイトで購入するか、駐車場の機械で支払うこともできます。
駐車スペースには限りがあるので、早めに到着した方がいいかもしれません。

お手洗いについて

ビジターセンターのトイレは、7:00から17:00まで利用できます。ここは水洗便所で水道もあります。ただ、あまり清潔とは言えず…、トイレットペーパーが濡れていて使えない個室もあります。できれば、流せるティッシュペーパーとアルコールジェル持参がおすすめです。
サビーノキャニオンツアーの途中にもいくつかトイレがあります。こちらは、汲み取り式便所(ボットン便所)です。
服装・持ち物について

お手洗いの説明と重複しますが、水に流せるティッシュやアルコールジェル、除菌シートの持参がおすすめ。
服装はどのように過ごすかによって変わります。往復ともにシャトルに乗って移動するだけなら、軽装で構わないと思います。ただ、もしトレイルコースを進んだり、帰りは歩いたり…するのであれば、水を持っておくこと、そして歩きやすい靴や脱ぎ着しやすい服装がいいかと思います。
10月中旬でも、朝シャトルに乗っている時は風が冷たかったです。時期によるかもしれませんが、これから意外と冷え込むかもしれません。

日中は、日差し対策もお忘れなく。
Sabino Canyon Tour シャトルの予約

今回は、Sabino Canyon Tour / サビーノキャニオンツアーへ。ツアーは9時開始で16時まで1時間ごとに開催されています。乗れなかった場合、1時間待たなければならないので、事前購入がおすすめ。
- 13歳以上 …$15
- 3歳〜12歳 …$8
※2歳以下無料。車椅子でも乗車可能。詳しくはサイトをご覧ください。
シャトルは最大48人乗りで、所要時間は約45分です。
サビーノキャニオンツアーへ出発!

ここからは時系列に沿って、サビーノキャニオンツアーを振り返ります。私たちは9時出発のシャトルを予約していました。
8:45▶︎シャトルに集合

シャトル乗り場に到着しました。サイトには「15分前にお集まりください」と記載がありますが、みんなが揃ったのは9時ちょっと過ぎた頃。

座席には音声ガイドが付いています。これは、ツアーをせずにトレイルやランニングを楽しむ人たちへの配慮だそうです。イヤフォンが配られます。音声は英語かメキシコ語のみ。

ところどころ分かるところがある…。

そろそろ英語の勉強頑張りなはれ!
9:00▶︎出発
シャトルは電動で静かです。トレイルではランニングやサイクリングを楽しんでいる方もいるので、時には止まりながらゆっくり進みます。
排出ガスゼロの電動シャトルであるサビノ キャニオン クローラーは、サビノ キャニオン レクリエーション エリアでの体験を向上させ、その地域の自然資源と文化資源を保護するように設計されています。
https://sabinocanyoncrawler.com/

公式サイトには、「現在の水位」が書かれています。サビーノ・クリークは、1年中水が流れていることが売りではありますが、ちょうど訪れた時は水が流れていない場所もありました。

水があるところに近づくと、イヤフォンからちょろちょろちょろと水の流れる音が聞こえてきます。橋を渡る時はゆっくりと進んでくれます。

写真が撮れる窓際の席がおすすめ♪
9:30▶︎シャトルストップNo.9に到着

出発から30分ほどで、シャトルの折り返し地点であるシャトルストップNo.9に到着しました。ここで一旦バスは停車し、5分の自由時間が与えられます。

シャトルバスで下車するか、歩いて下山するかは自由に選べます。さらにここから歩いて高い位置へサビーノキャニオントレイルを進むこともできます。

この先を進むには、しっかりとした登山準備が必要そうです。
余談ですが、9番地点には水飲み場やお手洗いはありません。どうしても急いでいる場合は、最寄りの8番に歩いて行くしかありません。
下りは歩きで

9番地点のシャトルストップからビジターセンターまでは、約3.7マイル(約6キロ)。私たちはゆっくり下って行ったところ、1.5時間ほどかかりました。
シャトルバスが進んで行ったコンクリートの道をまっすぐ帰ります。危険なところや歩きづらいところはありません。

ただ、どんどん日差しが強くなってきます。

風景を楽しんだり、植物や生物を見ながら散歩を楽しみます。シャトルバスが通る時は、お気をつけください。
ピクニックエリア

ちょっとしたベンチやバーベキューコンロ(使えるのかな)があるピクニックエリアもいくつかあります。シャトルストップで言うと、1・2・4・5・6番。

でもピクニックをされている方はいない…かな。例えば5番は、少し奥まったところにあり虫がいそうでした。
川遊びを楽しむ人も

ピクニックを楽しんでいる人はいなかったですが、川で遊んでいる人はちらほら。浅瀬で足をつけたり、水に入ったりしている人もいました。

近くで見ると、川の水が透き通って石が見えます。

川遊びをする場合は、十分に気をつけて♪
サビーノ・キャニオンで「砂漠の水」を楽しんで

ツーソンといえば圧巻のサボテン景色が広がるサワロ国立公園が有名ですが(ブログ書けてないですが…)、朝の散歩を安全に楽しみたい方は片道はシャトルで行けるサビーノ・キャニオンがおすすめです。
サボテンと川を眺められる朝の散歩を楽しんだあとは、お気に入りのメキシカンレストラン「グアダラハラ」へ。次回は、ツーソンのホテルをご紹介します。

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