2026年夏、アリゾナ州のセドナへ1泊2日の旅へ行ってきました。前回は、朝食を楽しんだアップタウン・セドナのかわいいカフェ「Wildcraft Kitchen」をご紹介しました。
今回は、セドナからの帰り道の途中で寄ったフラッグスタッフにある「Museum of Northern Arizona / 北アリゾナ博物館」をご紹介します。ホピ族をはじめとするアメリカ先住民族の歴史や文化を学べる博物館です。

アリゾナの夏は厳しく、アウトドアが辛い時期になってきます。
暑い日にどこへ出かけようか迷っている方は、自然の中にある博物館はいかがでしょうか?
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
目次がありますので、必要なところだけご覧ください
Museum of Northern Arizona

Museum of Northern Arizona / 北アリゾナ博物館
・住所:3101 N Fort Valley Rd, Flagstaff, AZ 86001
・営業時間:
10:00~17:00
※最終入場16:00、元旦、感謝祭、クリスマスは休み(サイトをご確認ください)
フラッグスタッフにある「Museum of Northern Arizona / 北アリゾナ博物館」では、ホピ族をはじめとするコロラド高原の先住民族の歴史や文化について学ぶことができます。彼らの伝統工芸や暮らし、信仰などを通して、コロラド高原に根付く豊かな文化に触れられるのが魅力です。

一般のチケットは1人18ドルで、10歳から17歳は13ドルです。9歳以下は無料で、博物館の中にはキッズスペースもあるので、お子様連れの方も楽しめるのではないでしょうか。
イベントも多い自然豊かな博物館

街中にある博物館と違って、自然豊かな博物館で敷地も広く、広い庭ではマーケットやイベントが行われていることもあるようです。

すぐ近くにはトレイルや公園もあり、(夏の暑さは問題ですが、)博物館を訪れたら、あわせて自然を楽しむことができるのが素敵です。
ギフトショップ

ギフトショップでは、先住民族の方がハンドメイドした工芸品やジュエリー、織物などが多く扱われていました。ホピ族が儀式などに使うカチーナ人形も多く並んでいます。

高級なものも多いですが、お土産として買いやすいTシャツやマグネットなどもありました。


私はターコイズのリングとカチナ人形風のマグネットを記念に買いました。リングは毎日お守り代わりにつけています。
Museum of Northern Arizonaのおすすめポイント

ここからは、自然豊かな場所であること以外に、私が思うMuseum of Northern Arizona / 北アリゾナ博物館のおすすめポイントを3つに絞ってご紹介します。
①いろいろ触れる

博物館と言えば、「手を触れてはいけないもの」が多い印象ですが、Museum of Northern Arizonaではところどころに触れるものが置いてあります。

もちろん大事に触れなければなりませんが、実際に触って見ることができるのは嬉しいポイントです。先住民族の衣装を着た人形は小さいですが、よく見ると帯を巻いていたり、ターコイズのアクセサリーをつけていたりと装飾が細かいです。

ギフトショップで、同じような人形を買うこともできます!
②いろいろ学べる
私は北アリゾナの先住民族の文化を学べる場所として訪れたのですが、実際に訪れてみたらもちろん全てが関連するものの、それだけではないことが分かりました。
コロラド高原について感じることができる

コロラド高原 / Colorado Plateauは、アリゾナ州を中心に4州にまたがる広大な高原地帯のことで、ホピ族をはじめとする先住民族の文化や、恐竜の化石、特徴的な地形など、北アリゾナの魅力が詰まった地域です。

ここに置かれたビデオカメラを覗いてみると、多くのアーティストや旅人が収めたグランドキャニオンやホースシューベンドなどのコロラド高原の美しい景色を覗くことができます。

ブログを書くこともあって、私もついついスマホを手に取ってしまうのですが、目の前にある自然をただ感じることも改めて大切だというメッセージを受け取りました。
恐竜について学べる

博物館の展示は、恐竜時代から始まります。これは、実際に約2億年前にアリゾナ州北部に生息していたとされている恐竜ディロフォサウルス・ウェザリーリの骨格模型だそうです。

グランドキャニオンなどの地質学について学ぶこともできます。
ルート66について学べる

ルート66がアメリカにもたらした文化や観光の発展を、写真や資料を通して学べるコーナーも印象的でした。

ルート66といえば、映画『カーズ』の影響もあり、アリゾナをイメージする方も多いかもしれません(私もそうでした)。しかし実際には、シカゴからロサンゼルスまでを結ぶ歴史ある道路で、アメリカの文化や経済の発展を支えた「マザーロード」として知られています。

アメリカのダイナーをイメージしたコーナーも。ここでは、お子様が塗り絵を楽しむこともできます。
新しく知った「ホピ族」のこと3つ

ここからは、私がホピ族について新しく学んだことを、少しだけご紹介します。

気になる方は、実際に訪れてみていただければと思います♪
カチーナ人形の歴史

Katsina Dolls / カチーナ人形とは、ホピ族に伝わる木彫りの伝統工芸品です。種類が豊富で、それぞれが自然や祖先などを象徴する「カチーナ(精霊)」の姿を表しているそうです。

カチーナ人形の展示は2026年1月にオープン。6ヶ月ごとに入れ替わるのだとか♪歴史的なカチーナ人形を見ることができます。

ルート66が栄えた頃、主に女児向けのお土産として少し簡略されたものが多くなってきたようです。よく見ると、丸みを帯びており、尖った装飾などが使われていないことが分かります。

現在では、カチーナ人形は、伝統工芸品やアート作品としても世界中で親しまれています。カチーナは雨をもたらすものや、実りをもたらすものなどそれぞれ意味を持っていたようですが、現在では、複数の要素を組み合わせたデザインも多く見られるそうです。
ホピ族のアートで見かけるシンボルについて

ホピ族のアートコーナーで、興味深い資料を見つけました。
アーティストのホピッドは、ホピ族の価値観や生活様式を世界に向けて発信しました。農業はホピ族の生活の基盤です。トウモロコシの苗や子供たちを育てる責任は、コミュニティ全体で分かち合われています。

ホピ族のアートでよく見かけるシンボルの意味について説明がされていました。太陽や稲妻、雨、雲、とうもろこしなどが描かれることが多く、「ホピ族の基盤は農業」であることがよく分かります。
コロラド高原内でも、場所によって採れる宝石はそれぞれ違う

宝石の地質学についての資料もありました。コロラド高原のなかでも、場所によって採掘できる宝石が違い、ジュエリーの文化の発展もそれぞれです。

ホピ族はズニ族に学びを得て、シルバーやターコイズをメインにジュエリー文化を発展させていったそうです。その後、ホピ族に伝わる「オーバーレイジュエリー」というシルバーを重ねて模様を表現する技法を生み出したのだとか。
ズニ族は、トルコ石、真珠貝、貝殻、珊瑚、ラピスラズリ、ジェット、オニキスなど、様々な産地の石を用いた象嵌細工を得意としています。また、繊細で複雑な技法で作られた「ニードルポイント」や「プチポイント」と呼ばれるトルコ石細工でも知られています。
https://musnaz.org/on-view/jewelry/

それぞれがいい影響を与え合って、今のジュエリー文化があるのですね。

今回は、フラッグスタッフにある「Museum of Northern Arizona / 北アリゾナ博物館」をご紹介しました。自然に囲まれた博物館は静かで、落ち着いて先住民族の歴史を感じることができる癒しのスポットと言えます。これからの暑い季節に行くところを探している方や、コロラド高原や先住民族の文化について学びたい方におすすめの場所です。

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