アメリカで暮らし始めて、3回目の秋が来ました。今回はSNSで見かけてずっと気になっていたアメリカで大人気のイベント「パンプキンパッチ」にやっと参加できましたので、ご紹介します。
Google Mapで「パンプキンパッチ」と検索すると、フェニックス方面でもいくつか出てきましたが、今回インスタでお世話になっているおきあずさんに教えていただいたマラナ パンプキンパッチへ。

おきあずさん、ありがとうございます。アメリカ生活や文化を知れるおきあずさんのブログはこちら!
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
目次がありますので、必要なところだけご覧ください
Marana Pumpkin Patch

Marana Pumpkin Patch / パンプキンパッチ
・住所:14950 N Trico Rd, Marana, AZ 85653
・開催期間:2025年は10月4日から26日まで
・営業時間:
▶︎木曜・金曜→15:00~21:00
▶︎土曜・日曜→09:00~21:00
※カボチャ畑へのワゴンは最終20:00出発

今年は、もう今週末まで!

パンプキンパッチは、ハロウィンまでのイベントなんですね。
マラナパンプキンパッチは、フェニックスから車で2時間ほど行ったツーソン近くのマラナという街にあります。私たちは、パンプキンパッチを楽しんだあと、ツーソンのダウンタウンで1泊しました。
ブログの最後で、ツーソンおすすめスポットをご紹介していますので、よろしかったら一緒にご覧ください。

ちょっと話は逸れますが、ここで初めて本物の綿花畑を見て感激しました。のどかな場所です。
パンプキンパッチとは?


行きたいとは思っていたものの、「パンプキンパッチって何?」って夫に聞かれて困りました。

知らないんかいっ。
以下、マラナパンプキンパッチのサイトから引用
50エーカーの自家栽培カボチャ(ポストファームズ提供)があるので、お気に入りのカボチャを見つけてお持ち帰りいただけます。畑を散策して、大きなカボチャ、小さなカボチャ、そして自分にぴったりのカボチャを見つけてください!きっとあなたにぴったりのカボチャが見つかるはずです!
https://maranapumpkinpatch.com/pages/pumpkin-patch
アメリカのパンプキンパッチは、秋になると農場で開かれるイベントで、ハロウィン用のカボチャを選んで楽しむのが定番だそうです。カボチャ狩りだけではなく、コーン迷路やヘイライド(荷馬車)など秋のアクティビティが楽しめるイベントです。
日本人にとってハロウィンといえば、仮装やお菓子集めのイメージの方が強いので、「カボチャを選ぶこと」自体がイベントになっているのが驚きです。

パッチ(patch)は、「区画」と言う意味があるらしい。
チケットについて

チケットをオンライン購入すると、2ドル割引になります。事前購入がおすすめですが、一つ注意なのが雨でも払い戻しがありません。なかなか雨が降らないアリゾナですが、今年は第二週目の週末が雨だったので…天気予報に、お気をつけください。

雨天決行ですが、雨だと足元が悪いと思います…!
窓口でチケットの確認が済んだら、リストバンドをもらいます。
※2歳以下無料、オンライン割引あり
- 木曜日・金曜日 …$22
- 土曜日・日曜日 …$27
入場料には、一部アトラクションや豚レース(!)への参加料も含まれています。詳しくは公式サイトをご覧ください。
駐車場について

写真では分かりづらいかもしれませんが、駐車場はかなり広いです。停められない可能性は低いですが、会場から離れたところになってくると結構歩くことになります。
私たちは13時ぐらいに着いたので手前の方に停めて会場まで歩いたのですが、意外とエントランス付近も空いてたと言うことがあとで分かって後悔。お昼過ぎに行く場合は、一度入り口に近い駐車場の空き状況をチェックしてみてみるのもいいかもしれません。

土日は9時開場なので、昼頃には帰っている方もいるようです。
お手洗いについて
駐車場にも工事現場にあるような簡易トイレがありますが、会場内にもいくつかトイレがあります。男女兼用の公衆トイレですが、水道があるのでまだこちらの方が安心して使えます。
服装・持ち物について

パンプキンパッチは、実際にカボチャ畑の中に入ってカボチャを収穫したり、さまざまなアクティビティを楽しんだり…結構アクティブに遊ぶ場所です。
天気が良ければ畑の足場はそこまで悪くないですが、畑に行きたい場合は汚れてもいい服装や靴(できればスニーカー)で行くのがおすすめです。私はジャケットとスカートで行ってしまいましたが…、靴だけはユニクロの楽ちんブーツだったので助かりました。
除菌シートやティッシュを持って行くことや、10月中旬でも日中はかなり暑いので、日差し対策をお忘れなく!

日中は半袖でも歩けるほど暑かったです。
カボチャをゲットする方法2つ

マラナパンプキンパッチでカボチャをゲットする方法は、2つあります。
①カボチャ畑へ見つけに行く

一つ目は、パンプキンパッチの初心者としてもイメージ通りの、自分でカボチャ畑へ行って、見つける方法です。

ゲートから進んで、最初の角を左に曲がってまっすぐ進んだところにカボチャ畑行きのワゴン乗り場があり、空席があれば自由に乗ることができます。

ワゴンはカボチャ畑で止まりますが、降りずにそのまま元の場所へ戻る方もいました。ワゴンで畑までは5分ほど。この日は暑かったですが、ワゴンでは秋の風を感じられて気持ちよかったです。

カボチャ畑に到着しました。前のワゴンで到着した方たちがすでにカボチャを選んでいます。ワゴンは行ったり来たりしているので、好きなタイミングで帰ることができます。

畑にあるカボチャをよく見てみると、いくつか拾えるようにヘタが切り取られているものがあります。どうやら、そこからお気に入りのものを見つけて拾うようです。

大きなカボチャを1人1個ずつ持っている家族も♪
②PRE-PICKED PUMPKINSから選ぶ

私たちはカボチャ畑へ行きましたが、②の「PRE-PICKED PUMPKINS」=事前に選別されたカボチャから選びました。一面カボチャで秋っぽい!①のワゴンは、ちょうどこの小屋に戻ってきます。

9月頃からよく行くスーパーでもカボチャを見かけるようになりますが、量が桁違いです。サイズや形はもちろん、色も白や緑・オレンジ・黄色などカラフルなカボチャが並んでいます。

カボチャは、量り売りで1ポンドあたり0.6ドルで買うことができます。(1ポンド=約454g)※畑で探したカボチャも同じ。例外品もあり。
ちなみに、近所のトレジョでは大きめのカボチャが4.99ドルで売られていました。「自分で探す」ことを楽しめるかどうかですね。

カボチャを買うときは、台車(キャリーワゴン?)を駐車場まで借りることもできます。たくさん買っている方も多くて、びっくり。家でどんなデコレーションをされているのか気になります。

私たちは、記念に小さなカボチャを買いました。
初ペイントボールに挑戦

車を降りた時から、「カンカンカンカン」という音がすごく響いていて、何事かと思っていたのですが、ペイントボールでした。せっかくなので、やってみることに。

まずは、ボールをカップで買います。10ドルで100ショット(らしい)、5ドルで50ショット。10ドルのものを買って、夫婦でシェアしました。

上に空いている穴にペイントボールを入れて、打ちます。球のスピードにびっくり。アルミ?スチール?の的に当たるとカンカン音がして気持ちがいいです。
その他、いろいろ楽しめるアクティビティ

会場内は広く、パンプキン狩りを楽しむほかに、食事やお酒を楽しんだり、遊園地で遊んだりと…、友人や家族で楽しい時間を過ごしている方が多く見られました。

羊やロバ、アルパカなどの動物を近くで見ることもできたり、

ディーゼル列車でファーム内を回ったり…、子ども連れのファミリーにとっては半日遊べるいい場所です。

小さいですが、ギフトショップもあります。畑で採れた綿花を詰めて作るオリジナルのぬいぐるみを選んでいるお子様も。

会場内でよく見かけたのは、ポップコーンとわたあめ。緑、オレンジ、水色と、THEアメリカって感じですが、アニメキャラの袋に包まれたわたあも…振り返ったら、THE日本ですね。
また一つ、アメリカ文化を知ることができたパンプキンパッチ

今回、渡米3年目にしてやっと参加できたパンプキンパッチを紹介しました。私たち夫婦は本格的にハロウィンをすることはないのですが、アメリカ文化を少しでも知るきっかけになってよかったです。
調べてみるとフォトスポットの作り込みや遊園地や迷路などのアクティビティは、農場によって差があるようです。来年も機会があれば、次はフェニックスのパンプキンパッチに行ってみたいと思います。

Instagramの写真もご覧いただけたら嬉しいです♪
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