一時帰国のタイミングで、2025年大阪・関西万博へ。
前回は、入場やアクセスなど基本のことや夕方に西ゲートから入場して閉館するまでの体験談をご紹介しました。
今回は、夕方から西ゲート入場で体験できたパビリオンの紹介と、その「個人の感想」をまとめます。
万博が楽しいか、どのパビリオンが楽しいかどうかはまさに人それぞれではありますが、どなたかの参考になれば嬉しいです。

西ゲートから短時間で回る方におすすめ♪
※訪問したのは8月上旬です。万博終了に向けて、ますます入場者が増えていて、ルールや待ち時間などは変わっているかもしれません。あくまでも参考まで…。
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
目次がありますので、必要なところだけご覧ください
はじめに:大屋根リングがパビリオン探しのヒント!

まずはどのゲートから入っても体験することになるのが、大屋根リング。こちらも、一つのパビリオンと言っても過言ではないです。

私は来るまで知らなかったのですが、大屋根リング内には番号が振られていて、MAP(公式MAP)と連動しているのでパビリオンを探しやすい!

地図でパビリオンの位置と、その近くの大屋根リングの場号を確認してね!
大屋根リング内でトイレの場所も確認できるので、道に迷ったら一度大屋根リングにはいるのが良さそうです。

中では、椅子に座って休憩したり、ギフトや食べ物を買ったりすることもできます。
よしもとwaraii myraii館

Memo:
よしもとwaraii myraii館
・ゾーン:西ゲートゾーン
・入場方法:自由入場・一部事前予約
・当日の待ち時間:約0分
・当日の滞在時間:約10分
★スタンプ場所:見つけられず。調べたらアシタの広場脇?にあるそうです。
西ゲートゾーンで目立っているのが、ガンダム・PASONAのアトムと、このよしもとwaraii myraii館の笑顔の球体「タマー」です。
よしもとwaraii myraii館はステージでショーを見るだけだと思って帰ってきたのですが、このタマーの中を見学できるんですね。でも、これは事前予約が必須とのこと。
カラオケ盆踊り

KARAOKE盆踊りの時間にあわせて行きました。自由に参加できるので、ありがたいです。
カラオケをしたい人は当日18:15に並ぶと聞いていて、ふらっと行ってみるか…と思っていたら、もう既に行列ができていました。意外と歌いたい人が多いんですね!素敵。こちらは、先着順ではなく抽選でした。

ちょっとだけ歌いたかったな。
お笑い好きなので、芸人さんの盛り上げのうまさに感動。9月も必ず行きます!ここで時間を過ごしてもよかったのですが、この日は時間がなく、他のパビリオンも見たかったのですぐ次へ…。
インドネシア🇮🇩
Memo:
インドネシア館
・ゾーン:コネクティングゾーン
・入場方法:先着順
・当日の待ち時間:約30分
・当日の滞在時間:約40分
★スタンプ場所:出口直前にスタンプ台あり
大屋根リング25番辺りにあるインドネシア館へ。
SNSでも「ヨヤクナシデスグハイレル!!!」の歌や踊り、歌に合わせた列さばきなど陽気なお迎えモードが人気になっており、今はスグハイレルとは言えないかと思います。

ベビーカー・車椅子・妊婦の方・お身体に不自由のある方は優先入場できるようです。
インドネシアにはちょっとした縁があり、私が一番行きたかったパビリオンでした。

まず、おすすめポイントをまとめます。
- スタッフの方が陽気で親切
- パビリオンの前で歌や踊りのショーを見ながら待てる
- 待ち時間にコーヒーの試飲(インドネシア語でkoppi)をもらえる
- 予約不要なのに、今回行ったパビリオンの中では、一番広く、展示も充実!
それでは、中をちょっとご紹介。

本物の植物を使ったインドネシアの自然を感じられる森があったり…

まるでインドネシアへ行ったような気になれる没入型のショーを体験できたり…

インドネシアの智慧が集まったスペースがあったり…。壁に格言が映し出されていて見入ってしまいます。

「他者を照らして生きる」が心に残っています。
このジオラマは、インドネシアの新しい首都となる「ヌサンタラ」だそうです。

大きなシアターでは、5分程度のムービーが繰り返し上映されています。インドネシアの伝統や暮らしが分かる内容です。
写真は伝統芸の影絵芝居「ワヤン」のシーン。いつか本物を見てみたいです。

出口付近には、ギフトショップとレストランがあります。焼き鳥はおいしそうでしたが、レストランは満席で諦めて次へ…。

まだまだ紹介できていない見所もあり、おすすめです!
私にとっては内容も大事ですが、人があたたかいことが嬉しいです。
余談ですが、インドネシア館では日本ージャカルタの往復航空券をプレゼントしています!めっちゃ欲しい。次は来場者数240万人だそうですが、ラストスパートに向けて来場者数が増えているのですぐでしょうか…。
オーストラリア🇦🇺

Memo:
オーストラリア館
・ゾーン:コネクティングゾーン
・入場方法:事前予約・当日登録・先着順
・当日の待ち時間:約30分
・当日の滞在時間:約10分
★スタンプ場所:出口付近(館外)
大屋根リング27番辺りにあるオーストラリア館へ。ユーカリの森のコアラはよくテレビで見るので人気かと思ったら、予約なし・待ち時間30分ほどで入れました。

ユーカリの森から、360度のシアターへ。ここでは、オーストラリアの自然を感じる没入型体験ができます。ショーが終わったら退館を促されるため、循環がいいのかもしれません。

私は振り返っても、ユーカリの森の方が感動してしまったので、そこでもう少し過ごしたらよかったな…と思ってしまいました。

外に出ると、ステージ付きのカフェで食事やお酒を楽しむ方がいました。ショーを見ながらの食事、いいですね。


ワニ肉のサンドもあるらしい…!
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バーラト(インド)🇮🇳

Memo:
バーラト/インド館
・ゾーン:コネクティングゾーン
・入場方法:先着順
・当日の待ち時間:約0分
・当日の滞在時間:約10分
★スタンプ場所:出口直前のカウンター
大屋根リング23番辺りにあるインド館へ。蓮の葉をイメージするパビリオンで、めちゃくちゃインドっぽいのですが、国名表記が「バーラト」なので最初はインドだと分かりませんでした。
2023年のG20サミットからインドは国名を「バーラト」と変更したそうです。
――バーラトとは、なんですか。
インドの公用語であるヒンディー語や、インドのその他の主要言語で広く使われる、インドを意味することばです。
https://www.asahi.com/articles/ASR995S0QR98UHBI03G.html
インド憲法の第一条には、「インド、すなわちバーラトは、諸州の連邦である」と記されています。つまり、憲法上はインドもバーラトも、国名として公の場で使えます。
タイミングが良かったのか、予約なし・待ち時間ゼロで入れました。自由に入りやすいからこそ、広くもないムービーを流す部屋は休憩所のようになっていましたが…。

インドの月探査機「チャンドラヤーン3号」が、人気だそうです。この時も近くには寄れませんでした。

私はアジアン雑貨が好きなので、お土産コーナーが楽しかったです。伝統的な工芸品からお香やマグネットまで売っています。

インドで買ったらいくらなのかな…と思いながら、記念にお香を一つお土産として持って帰りました。

出口の前にある菩提樹で、最後までインドの雰囲気を感じられます。お土産屋で花火の音を聞いたこともあって、少し早めに出ることに。
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コモンズD館

Memo:
コモンズD
・ゾーン:セービングゾーン
・入場方法:自由
・当日の待ち時間:約0分
・当日の滞在時間:約10分
・閉館時間:21時
コネクティングゾーンにあるコモンズB館の方が、バーラト・オーストラリア・インドネシアの流れで回るにはいいのですが…。
バーラと館で花火の音を聞いたあと大屋根リングに登ったので、エスカレーター付近にあったコモンズD館へ。

中には、マーケットのように小さい展示が集まっている国と、ある程度個別化されたブースを持つ国がありました。

コモンズD館だけでもじっくり見たら数時間はかかりそうですが、終了10分前だったので、スタンプを押して、後ろ髪引かれながら退館…。

コモンズD館のスタンプで波ができた!
ミャクミャク探し

ミャクミャク探しも、楽しみの一つです。写真は、西ゲートのミャクミャクです。よくSNSで見る正座をしているミャクミャクは東ゲートにいるんですね。
列ができていますが、そこまでではないので並べば記念になる写真が撮れます。
コミャクや、ミャクミャクのマンホールを見つけることもできます。

ミャクミャクとの思い出は、Instagramをご覧ください。
キラキラのミャクミャク発見!

21時頃西ゲートの方へ帰ろうとしたら、キラキラのミャクミャクを発見!大屋根リング1番辺りです。
パビリオン以外にも楽しみいろいろな万博♪

万博の広さは、USJの約3倍と言われています。とにかく広い!
パビリオンに入れなくても、スタンプを集めたり、世界の食文化を楽しんだり、大屋根リングの中や上、静けさの森などを散歩したりするだけでも時間が足りません。
夜も楽しみ方いろいろ。花火や水上ショー、ドローンショーなど夜のイベントについては前回の記事でチラッと書いています。
ご覧いただき、ありがとうございました。次回、9月に行ったらまたレポートします。

それぞれの「楽しい」を味わえる場所が、万博ですね。
THANK YOU