前回は、運転免許試験に向けた路上での運転練習についてお届けしました。
今回は、試験までに準備した書類、実際に受付で提示した書類や体験談について振り返ります。
書類の準備にあたっては、Saguaroさんの記事を参考にしました。

ありがとうございます!
アリゾナでの免許取得については、Saguaroさんの記事がとても分かりやすいので、今回は私の体験談に絞ってご紹介します。
※ 正確な情報は、最新の公式サイトをご確認ください。
目次がありますので、必要なところだけご覧ください
Travel ID Driver Licenseを取得する場合の必要書類

ここからは、私が少し戸惑った申請書とI-94、アリゾナに居住していることを証明する書類に絞って振り返ります。
体験談:
日本の免許証と国際免許証も用意していましたが、提示を求められませんでした。
①:Travel ID Driver License取得のための申請書(Application Format)

今回、私はTravel ID Driver Licenseという免許を取得することに。
2025年7月からアメリカ国内旅行でも提示が必要なリアルID、トラベルIDについてはこちらの記事に書いています。
▶︎Travel ID Driver Licenseの申請書(Arizona Driver License Application)はこちら。
※公式サイトに最新の申請書がないかご確認ください。
Memo
・事前に社会保障番号(SSN)を取得する必要があります。
分からないところは、Googleレンズを使って、翻訳してみる
申請書はパソコンで作成します。分からないところはGoogleレンズで日本語に翻訳して意味を確認しました。
- 1.ウェブブラウザはGoogle Chromeを使用し、フォームを開く
- 2.検索バーをクリックし、右端の「📷googleレンズ」を押す。
- 3.① 📷Googleレンズで必要な範囲を選択する
②「翻訳」を押す - 4.右側で翻訳された文章が確認できます。
難しいと感じたら、少しずつ翻訳するのがおすすめです。
私が行った試験会場には、紙の申請書が用意されていました。当日、手書きで記載することもできます。
体重・身長は変換ツールを使って計算する
体重、身長はアメリカの単位で書く必要があります。間違いがないように、変換ツールを使用して計算するのがおすすめです。
体重・身長もカードに印字されます。おおよそで記載するのでいいかと思います。
例)体重 50kg= 110lb 3.698240oz → 110lb
身長 150cm= 4ft 11.05512in → 4ft 11in
▶︎体重
▶︎身長
髪の毛・瞳の色について
瞳の色は、多くの日本人が「茶色?黒?」と迷うところではないでしょうか。
Saguaroさんの記事によると、申請書に書いた色から「修正されていた」と言うことだったので、一旦、自分の思う色を書いておけばよさそうです。
私の瞳の色は、どちらかと言うと黒というよりは茶色なのでBrownと記載しました。カードはまだ届いていませんが、仮免許にはそのままBrownと記載されています。
体験談:
髪の毛の色は免許証に印字されていませんので、こちらもだいたいで良さそうです。(ヘアカラーしている人が多いからでしょうね…)
ちょっとだけ戸惑ったところ

基本的な書き方は、Saguaroさんの記事を参考にしましたが、ちょっと戸惑ったところをメモしておきます、。
①Suffix…
多くの日本人が必要がないのはなぜか?
この欄には「junior、senior、the second…」などと書くみたいです。例えば、おじいちゃんもお父さんも子供もヘンリーという名前…の場合、などに使う。なるほど。
②Mailing Address…
記載した住所と郵送先の住所が異なる場合は記載する。
③そのほか…
赤線枠以外はGoogleレンズで翻訳して、内容を確認しました。必要があればチェックを入れます。
② I-94

I-94(アイナインティーフォー)は、アメリカ合衆国に入国する外国人の出入国記録情報のこと
SSNはあるけど、「I-94がない・・・!」(ってか、それ何?!)と、ちょっとパニックになりそうでしたが、こちらもSaguaroさんの記事を参考に用意することができました。
I-94を取得してみた
I-94は以下のサイトから取得できます。
▶︎手順
- 1.サイトへ
- 2.「Get More Recent I-94」を選択
- 3.必要事項を入力
※DOCUMENT NOMBERはパスポート番号 - 4.「Continue」を押す
- 5.「Print」を押して印刷
③アリゾナに居住していることを証明する書類 ※駐妻の方は注意かも?

予約完了メールに添付されたファイルを見ると、アリゾナに居住していることを証明する書類が2通必要とのことでした。
2 PROOFS OF ADDRESS Proof of Residency Requirements
アリゾナ州の居住を証明する書類を2通提出すること。書類は企業、団体、政府機関から発行されたもので、以下の内容が記載されていなければならない:
申請者氏名 現住所
例 公共料金請求書 連邦発行身分証明書 賃貸契約書など 郵送されたMVD書類はすべて居住証明として認められる。
アメリカでは、まだまだ夫名義のものばかり。「え、そんな書類ないよ・・・」と思った私ですが、落ち着いて書類を探しました。
私が用意できた、氏名と住所が記載された書類は以下です。
- SSNが発行されたときの手紙
- 日本の銀行から届いた書類
駐在妻の方は、なかなか自分名義で届く書類を準備するのは難しいかもしれません。少し早めに確認しておくことをおすすめします。
私もこれを機に、アメリカの銀行口座も開設する予定です。
体験談:
以下の書類は「認められない」と言われました。
・アメリカのクレジットカード会社から届いた書類(セールス)
・病院の処方箋
※夫が賃貸契約書に私の名前も記載してくれていたので、それも認められたであろうとのこと
実際に受付してみて分かったこと
実際に受付で提出した書類は以下のとおりです。
実際に受付が終わって感じたことはこちらです。
- SSN(社会保障番号)カード自体を見せる必要はなかった。
- 日本の免許証と、国際免許証を見せる必要はなかった。
- アリゾナに居住していることを証明する書類2部は、SSNが届いたときの封筒、日本の銀行から届いた封筒でクリアできた。
- 書類は、試験の段階ごとに提示した。最後まで、書類一式は準備して持っておくこと。
<私の場合>
・受付時:申請書・I-94・パスポート/ VISA
・筆記試験合格後:車両登録証と自動車保険証
・路上試験合格後:アリゾナに居住していることを証明する書類2部
※すべて、コピーを取られます
おわりに
今回は、アリゾナのThird Party MVDで運転免許取得に向けて準備した書類、実際受付で提示した書類について振り返りました。
駐在妻である私は、住所を証明する書類を用意するのが一番困りました。SSNが届いた時の書類や日本の銀行から届いた封筒を置いておいてよかったです。
州や施設によって必要書類は異なるかと思いますが・・・、少しでも、これからアメリカで運転免許を取得される方の参考になれば嬉しいです。次回の記事は、いよいよ試験当日の流れを振り返ります。

書類準備は面倒なところですが、頑張ってください〜!
THANK YOU