ハリーポッター好きの私にとって、いつかは行きたい場所の一つだったオックスフォード大学。2024年8月、見学ツアーに参加してきました!事前に知りたかったポイントを多めに記録していきます。
素敵なスポットはもちろん、事前の調査が足りず列車の乗り方で失敗してしまったり、日差しの強さに負けてしまったり…というお話も振り返ります。
いつかの、どなたかの参考になれば嬉しいです!
※詳しくは、公式サイト等をご確認ください(2024年8月現在の情報です)
目次がありますので、必要なところだけご覧ください
ツアーは事前予約が安心♪
予約はGET YOUR GUIDEで
多くの予約サイトが存在しますが、今回予約したツアーはGET YOUR GUIDEというサイトで見つけました。「オックスフォード」と入力するだけでも複数のツアーがヒットします。
私たちが参加したのは、オックスフォード:クライストチャーチ訪問付き大学ウォーキング ツアーです。
ハリーポッターのファンのためのツアーもありますが、夫とのバランスを考えてこちらに。
ツアーの基本情報
- 料金:1人約100ドル
- 所要時間:3時間
- 内容:オックスフォード大学生のガイドによる解説つきの複数のカレッジの見学
- 言語:英語(クライストチャーチの音声ガイドは日本語も選択可能)
- 人数:10名程度の少人数
初めてのオックスフォードで回り方がよく分からないかも…と思い、何かとお任せできるツアーに参加することにしました。
「24時間前までキャンセル無料」なのがありがたいです。
1週間前にボドリアン図書館に入れないことが判明…
オックスフォード大学は何よりも教育機関であるため、予告なく直前に閉鎖される場合があります。
https://www.getyourguide.jp/
ツアー内容に変更があることは、予約の時点で分かっていたことです。残念ながら、出発1週間前に以下のような内容のメールが届きました。
- あなたが予約している日程ではボドリアン図書館に入ることができません。
- その代わりにオックスフォード大学のカレッジを追加で訪問します。
- もしこの閉校が問題になるようでしたら、24時間以内にご連絡ください。
- 払い戻しに対応いたします。
公式サイトに書いてあるのでは…?
突然の閉校もあり得ますが、公式サイトには3か月ほど先までの閉校情報が記載されています。ツアーを申し込む場合も公式サイトをチェックしてから予約するとよさそうです。
ツアー情報には反映されていないことが多いので注意…!
オックスフォードまでは列車旅で約1時間
ロンドン市内からのアクセス
地下鉄でロンドン市内のPaddington/パディントン駅に向かい、グレート・ウェスタン・レールウェイ/GWRという列車に乗ります。
列車の改札は、ホームごとに設けられています。乗り場は変更になることも。電光掲示板で乗り場を調べてから、改札に向かいます。
ロンドンを少し離れ、田舎の風景を楽しみながら約1時間の列車旅のスタート。
- 8:51パディントン駅
52分
- 9:43オックスフォード駅
オックスフォード駅に着いたら、google mapを見ながらツアーの集合場所に向かいます。徒歩で約15分はかかりますので少し早めに到着していると安心です。
カフェやお土産屋さんがあるので、早く到着したとしても集合時間まではゆったりと時間を過ごすことができます。
列車のチケットも事前購入がおすすめな理由
私たちはチケットを買わずに、クレジットカードをタッチさせて改札を通り、自由席に着きました。車掌さんがチケット確認に来たタイミングで、チケットを買うことができます。
ただ・・・
二人それぞれ別のカードで改札を通り、チケット購入は夫のカードでまとめて支払いしたためか、複雑な請求がきてしまいました。
(言い訳としては、一応車掌さんに確認したのですが解釈を間違えたのかもしれません)
夫がGWRに問い合わせて請求は取り消しになりましたが、事前に列車のチケットを購入しておけばよかった…と反省した出来事でした。
集合時間になったら観光案内所で受付を
ツアー開始15分前の集合時間になったら、集合場所であるオックスフォード観光案内所で受付を済ませます。リストバンドとイヤフォンつきのマルチメディアセットをもらったら開始までは待ち時間です。
リストバンドの色でツアーを判別しています。私たちのバンドはゴールドでした。
蛍光の緑のナイロンパーカーがオックスフォード大学生であるガイドの目印です。この日は集合時間の11時を少し過ぎてから、グループのメンバーで集合して説明を受けました。
事前のトイレはウェストン図書館で
案内所にトイレはありません。徒歩3分のウェストン図書館のトイレへ行って開始時間を待ちました。
案内所の方に教えてもらった、一番近いトイレです。
余談:持ち物について
8月中旬の日差しは想像以上に強い。集合場所にもあまり日陰がなかったので、帽子があってよかったです。
特に暑い時期に行かれる方は、サングラス・帽子・ペットボトル入りの飲み物などを持っておくことをおすすめいたします。
また、オックスフォードも急に雨が降ることも多いので、晴雨兼用の折り畳み傘があってもよかったかもしれません。
ちなみに、午前中のツアーは昼食を食べる時間がないまま、最終地点のクライストチャーチへ向かうことになります。エネルギーを補給できるようなバーやおやつを持っていると安心です。
体調が悪くなったら、ガイドに相談してね。
見学スポットを5つご紹介!
今回のツアーで見学した主なスポットは、以下の5つです。
- トリニティカレッジ
- ウェストン図書館
- ワダムカレッジ
- ボドリアン図書館
- クライストチャーチ
写真とともに振り返ります。
トリニティカレッジ
1555年創設 TRINITY COLLEGE/トリニティカレッジ
写真は大聖堂の正面。ガイドの方が、「左前の棚に、創設者のトーマスと妻のエリザベスが眠っているよ。」とニヤリ。気になって見に行くと少し驚いてしまう。二人の像が仲良く並んで横たわっていたのです。
ツアーに参加される方は、ぜひ覗いてみてほしいです。
ウェストン図書館
Weston Library/ウェストン図書館
ツアー開始前にも行ったウェストン図書館へ寄るついでに、5分ほどのトイレ休憩。
図書館自体を見学する時間はほとんどありませんが、図書館内のカフェでコーヒーを買っている人もいました。
ウェストン図書館は入場無料なので興味がある場合は、ツアー前後に行くことをおすすめします。無料の展示もやっていて、この時はカフカに関する資料が展示されていました。
ワダムカレッジ
1610年創設 WADHAM COLLEGE/ワダムカレッジ
正面の玄関を見ると、像が3体見えるでしょうか。
これは創設者の像なのだとか。また、写真には写っていないのですが、フェイクのドアもいくつかありました。面白い装飾が施された魅力的な建物です。
ボドリアン図書館
1602年創設 BODLEIAN LIBRARY/ボドリアン図書館
ハリポタ好きなら見学したいボドリアン図書館!残念ながらこの日は閉館で中に入ることはできなかったので、外から建物を見学しました。
写真にある建物には、複数のドアがあり、その一つ一つに専攻の名前が記されています。卒業時、自分の専攻のドアの前で、ガウンを着て写真を撮影するそう。海外ドラマで見た憧れのシーンです。
クライストチャーチの前で解散
1546年創設 CHRIST CHURCH/クライスト・チャーチ
ここまででツアー開始から2時間半経過。オックスフォード見学ツアーはクライストチャーチの受付を済ませると、解散の時間。
残りの30分はマルチメディアガイドを使ってのセルフ見学になります。ガイドには日本語もあります。
クライストチャーチもカレッジの1つです。
特に食堂はそれに続く階段も含め、まさにハリーポッターの世界…!「私ならこのカレッジに通いたい!」と妄想をせずにはいられません。
妄想はタダだからね。
真夏のツアー参加は、日差しの強さに注意
旅の疲れか、日差しが強いなか2時間半ほど歩き続けていたせいか、体調が悪くなってしまいました。と、言っても少し気分が悪くなって立てなくなった程度ですが。
クライストチャーチは自由に見学ができるので、閉館まで好きなだけ滞在することもできます。
しかしながら、この時すでに14時を過ぎていました。休みたい、冷たいものを飲みたい、何か食べたい…という気持ちが勝ってしまい、早めに切り上げて近くのモールへ移動することにしました。
じっくりと見学したい場合は、一度休憩してから、クライストチャーチへ入ることをおすすめします。
ツアーを楽しむためのおすすめポイント
今回担当してくれたオックスフォード大学生は歴史専攻で、知識が豊富でした。オックスフォード大学の新発見をしながら、憧れの場所を巡ることができ満足です。
ボドリアン図書館へ行けたら、よりハリポタの世界観を味わうことができたと思います。次回に期待!
私が感じたツアーを楽しむためのおすすめポイントは5つ。
- お目当ての施設の営業日を確認し、ツアーを予約する
※ツアー内容が変更になることは覚悟しておく - 列車の予約をする
- 集合時間までにトイレを済ませておく
- 真夏の場合、日差し対策を忘れない
- 事前に歴史を調べておく
5つ目の「事前に歴史を調べておく」は余談ですが…
ツアー中、ところどころで「オックスフォード大学は、いくつのカレッジから構成されているか?」「年間の学費はいくらか?」「創立されたのは何年か?」などのクイズが出題されます。
正解する必要はないのですが、見当がつかなさすぎて全く答えられませんでした。お兄さん、ごめんなさい…。
少しでもオックスフォード大学のことを知っていると、さらに楽しくツアーに参加できるかもしれません。
お気をつけて行ってらっしゃい〜!
THANK YOU