イギリス・ロンドンには「鑑賞」を楽しむことができる博物館や美術館が多くあります。ガイドブックでもお馴染みの大英博物館やロンドン自然博物館、テートモダンなどが有名です。
優雅に美術館巡りを楽しみたかったのですが、2024年8月の旅行では時間が足りず…。今回は、V&A美術館に絞って行ってきました。
美術館のお土産屋さんとは思えないギフトショップと、お気に入りのお土産購入品をメインにご紹介します。

いつかのどなたかの参考になれば嬉しいです。
※営業時間等、最新の情報は公式サイト等をご確認ください(2024年8月時点の情報です)
目次がありますので、必要なところだけご覧ください
V&A美術館 基本情報

Victoria and Albert Museum
・住所:Cromwell Rd, London SW7 2RL イギリス
・入場料:無料
・営業時間:
▶︎月曜日~木曜日、土曜日・日曜日→10時~17時45分
▶︎金曜日→10時~22時
※閉館30分前から清掃開始、金曜は一部のギャラリーは17時45分でクローズ
※変更になることもありますのでご注意ください

ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館(以下、V&A美術館)は、ロンドンにある世界最大級の美術館。世界中から集められた装飾美術やデザインのコレクションを展示しています。
特別展示も行われており、この日はナオミ・キャンベルやテイラー・スウィフトに関する展示がありました。アートに詳しくなくても楽しめる美術館です。

よろしかったら、instagramもご覧ください。
必ず何か見つかる!V&A美術館のギフトショップ

『地球の歩き方 aruco』で紹介されていて、特に興味を惹かれていたのが、V&A美術館で買えるお土産でした。
美術館の入り口をまっすぐ進むと、ギフトショップがあります。おしゃれな雑貨屋さんにいるような気分になるギフトショップは、多くの人で賑わっていました。
美術館は入場無料なのでまず下見をしてから、他を回った後にまた訪れるのもいいかもしれません。
一番人気なトートバッグ

Memo
・トートバッグ
<千鳥格子> 6.5£
※柄や形によって値段が異なります。
V&Aオリジナルのトートバッグは、特に人気が高いようです。ロンドン旅行中にも多くの人が持っていたのを見かけました。
このトートバッグは、ファッションコレクションやアートからインスピレーションを受けたデザインが特徴で、千鳥格子、花柄、猫柄など、複数の柄や形があります。
私はついつい「袋」を集めてしまう癖があるのですが、普段使いにもぴったりなこのトートバッグも全種類揃えたくなってしまいました…。
追記:千鳥格子と花柄サイズを比較してみた!

千鳥格子と花柄のトートバッグを購入したのですが、花柄の方が一回り小さいです。どちらにしても、A4書類が楽々入る使いやすいサイズです。
飾ってもかわいいビスケット

Memo
・ビスケット
<千鳥格子> 6£
トートバッグと同じかわいい柄の缶に入ったビスケットもあります。柄によって異なる味が楽しめ、チョコチップ、レモンビスケット、キャラメル&シーソルトなどがありました。
私も試してみたかったのですが、ロンドンの次はフィンランドに行く予定もあり、スーツケースでかさばりそうだったので断念…。飾っても可愛い缶に入ったビスケットは、アート好きなお友達へのお土産にぴったりです。
魅力的なアパレルも豊富

さすがファッション展示が充実している美術館だけあって、アパレル商品も多く取り扱っていました。
私が特に気になったのは靴下です。ダビデ像や実際のアートワークをデザインした靴下が、5ポンドから15ポンドで購入できます。

靴下は消耗品なのでお土産にもよさそう!
アクセサリーも豊富です。10ポンド以下のプチプラなものから、100ポンドを超えるジュエリーまで幅広く揃っていました。ファッションのワンポイントになりそうなアクセサリーを手に取っている人が多かった印象です。
全部かわいいお土産!購入品紹介

Memo
・トートバッグ
<花柄> 10£
<千鳥格子> 6.5£
・靴下:8.5£
・マグネット:3.5£
・カードホルダー:10£
2024-2025版のガイドブックを見てから行きましたが、この1・2年で値上がりしているようです。例えば、千鳥格子のトートバッグは5ポンドと紹介されていましたが、実際には6.5ポンドでした。
レストランの予約が迫っていたためあまり時間がなかったのですが、ときめくものたちを無事購入。
紙袋は有料ですが、これもかわいいので買いました。(また袋が増えていく…)
アリゾナはまだまだ暑いのですが、涼しくなったらトートバッグや靴下を履いて出かけるのが楽しみです。

振り返ってみるともっと買えばよかったなぁ…
追記:日本の百均でウィリアムモリスの柄が使われていると知って

役に立つと分かっていないものや美しいと思えないものは、家の中に置かないでください。
https://www.vam.ac.uk/articles/introducing-william-morris
ウィリアム・モリス
V&A美術館でよく商品化されている、19世紀に活躍したテキスタイルデザイナーウィリアム・モリスの柄。有名な柄は、鳥といちごが描かれた『いちご泥棒』かと思います。
私もV&A美術館で定期入れを買ったのですが、それを見た人から「seriaの?」と・・・。あとで知ったのですが、日本でseriaを中心にナチュラルキッチンなど100円均一で、ウィリアムモリスの柄の小物が売られているんですね。

こちらは、日本に一時帰国した際、seriaで買ったコインポーチです。これが110円です!驚き。
「かわいい小物が安く買えてラッキー♪」なのですが、イギリスでのお土産選びとしては、日本でもよく見る柄であることを知ったうえで、購入を検討する方がいいかもしれません。日本では買えない珍しいもの、としては候補から外れてしまうかもしれないので・・・。

でも、やっぱりV&Aで購入した定期入れは、中が金色だったり、ロゴが刻印されていたりとクオリティも高く、ロンドン旅行の思い出になったのでよかったです。
日本コーナーで、懐かしいものを発見

美術館の展示品からは、ひとつだけご紹介。この写真を見て、「懐かしい!!!!」と思った方は、同世代かもしれません。日本の展示で、思わず「あっ」と声が出てしまった物に遭遇。
auのINFOBAR(インフォバー)、kawaii!かわいい。学生時代に流行ったな〜と懐かしい気持ちでいっぱいになりました。

その他にも、ロリータファッションやキティちゃんグッズなどが日本文化として展示されていました。
普段無意識に周りにあるものが、いつの日か世界中の人々の興味を惹く展示になるかもしれないと思うと、不思議な気持ちになります。
お土産やアートだけじゃない魅力満点の美術館で癒しの時間を

今回は行けなかったのですが、V&A美術館のカフェも有名です。写真を見ましたが、宮殿でお茶をしているような気分になれそうな雰囲気でした。残念!
館内では、じっと座って美術品を模写している方や、中庭で恋人とのんびり過ごしている方、1人でアートを眺めている方など。それぞれの楽しみ方で過ごせる、自由な美術館です。
ぜひ、お時間を確保してゆっくりとV&A美術館を訪れてみてはいかがでしょうか。

皆さんが買ったものも知りたいです♪
THANK YOU