アリゾナ州は、「車がマスト」と言われるほどの車社会です。アリゾナに住む駐在妻の方々も、免許を持っている方が多く、家庭で車を2台所有しているケースも珍しくないと聞きました。
私は「アメリカで運転なんて絶対無理!」と思い込み、むしろ、平日引きこもり生活をエンジョイしていました。
ところが、思いがけないきっかけで免許を取得することになり・・・、その体験をブログにまとめていきます。

①では、免許取得のきっかけ、運転練習の失敗談、試験予約などについて振り返ります。
※正しい情報は、公式サイトや辞書などをご確認ください
目次がありますので、必要なところだけご覧ください
私について

まずは「私と運転」について、簡単にまとめます。
アメリカの車は大きい、速い、日本とルールが違う、 道路になんか落ちてる、合流できなさそう、くるくる回る道分からない…とにかく、怖い!
強い意志を持って、免許は取らないと決める。
夫からは何度も「免許、取ろうよ!」と言われていましたが、「いつかね」とスルーしていました。
ある日、免許が必要になってしまった

そんな私ですが、あっさりと「いつか」が来てしまいます。
とある事情で、アメリカの居住を証明する身分証が必要になってしまったのです・・・。
日本のパスポートでは不十分で、私はグリーンカードも何もないので、身分証のために免許を取らなければならなくなりました。
Travel ID Driver Licenseは「リアルID」にもなるらしい

さらに夫から聞いた、背中を押された話をご紹介。
今年の5月から、アメリカの国内線に乗るときも「REAL ID(リアルID)」の提示が求められるそうです。
2025 年 5 月 7 日より、米国国内旅行の場合、
https://azdot.gov/mvd/services/driver-services/arizona-travel-id
TSA 空港セキュリティ チェックポイントではアリゾナ州トラベル ID (運転免許証または身分証明書)、米国パスポート、およびその他の連邦政府承認の身分証明書のみが受け入れられます 。
星マークがついた運転免許証、Travel ID Driver License(トラベルID)はリアルIDとして認められます。
トラベルIDがあれば、国内旅行でパスポートを持ち歩かなくてもOK。「免許、取るか・・・」と、なったわけです。
実際、メキシコとの国境に近いニューメキシコ州を旅行している際、「IDを見せるように」と声を掛けられたことがあります。
パスポートを持ち歩くのは心配なので、Travel ID Driver Licenseがあると便利ですね。
試験予約するまでの「やばい」道のり

「免許、取るか」となったのが、2024年の年末。ダラダラしても仕方がないので「1か月」と期限を決めて、205年1月中の免許取得を目指して動き始めました。
アリゾナ州の試験は、筆記試験と路上試験(Road test)の二つに分かれています。ここから試験勉強と運転練習が始まります。
試験勉強開始!まずは「見た」
初めてアメリカで車に乗った1月4日、まずは、模擬試験を見てみました。
もともと免許取得へのモチベーションが低い「試験勉強」です。気が重くなってしまい「見た」だけで終了。

試験勉強については、別記事で書きます!
運転練習開始!これが「やばかった」
私は日本の運転免許と国際免許を持っているので、その気になれば、いつでもアメリカで運転できます。
日本で最後に車の運転をしたのは2年以上前。久々に車に乗ってみたときのメモを振り返ります。
こんな私でも免許が取れましたよ…という励ましになればと思います。
2025.1.4 🇺🇸初めての練習
・怖い怖い怖い、けどやるしかない
・夫に助手席に乗ってもらう
・まずは、ブレーキ、アクセル、サイドブレーキの位置を確認する(そこから)
・走るのは「右側」であると、常に意識する(日本と逆!)
・アパートの敷地内をゆっくりと走ってみる
・なぜか、ブレーキをスムーズに踏めない… ※翌日、原因判明
・ウィンカーの代わりに、ワイパーを回しまくる(日本と逆!)
・無事に駐車場まで戻れたものの、「運転ってこんな難しかったっけ、怖い…」とへこむ
・夫も「日本では普通に運転できてなかった?」と不思議がる
2025.1.5 🇺🇸2回目の練習
・夫に助手席に乗ってもらい、再挑戦
・もちろん、まだまだ怖い
・あら、そう言えば?と思い、足の置き方を確認すると、昨日は間違えていたことが判明(!)
・正しく足を置くことで、スムーズに運転できるようになる
・アパートの敷地内をゆっくりと走ってみる
・少し、自信が出てくる
なんと、1日目は左足をブレーキにかけ、右足をアクセルにかけたまま運転していたのです・・・。これは「やばい」。軸となる足がないので、バランスが悪かったようです。
どうやら調べたところによると、左でブレーキ、右でアクセルを踏む方法もあるようですが、それは上級者の乗り方だと思われます。
足の置き方を思い出してからは、割とスムーズに運転できるようになります。

路上練習については、別記事で書きます!
2週間前、試験予約をした
少し試験問題や運転に慣れてきたころ、試験予約をしました。
私は、MVDではなく、夫もそこで受けたと言う民間のThird partyで試験を受けることに。
Saguaro_blogさんを参考にしました。MVDとThird partyについて詳しく書かれています。
どこで受けるか?悩んでいる方は、Saguaroさんの記事をチェックしてみてください。

ありがとうございます!
サイトから、日時を選択し、名前・メールアドレス・電話番号を入力して予約完了。
夫のときは、試験は全てで1時間半ほどで終わったとのことですが、どうなることやら・・・。
アメリカで免許をとる場合、基本自分で車を用意して、免許センターまで自分で車を運転して行くというシステムが面白いです。(怖い)
私は夫に仕事の時間を調整してもらい、一緒についてきてもらうことにしました。
おわり
今回は「1か月」と期限を決め、試験勉強、路上練習をはじめ、試験予約をするまでを振り返りました。
実はこの記事を書いているいまは、試験前でドキドキしています。無事、合格できるのでしょうか…!(できました!)
次回の記事は、試験勉強について書きますので、よろしかったらご覧ください。

運転が苦手な方、一緒に頑張りましょう♪
THANK YOU